中華系レトロデジタルカメラ CamKingの実力とは
本日は 「 CamKing デジタルカメラ X9」の紹介だ。
このデジカメの特徴が4.0インチのタッチスクリーン内蔵という点だ。
キヤノン、ソニー、ニコン、富士フイルム、GEなども同様のデジカメを10年ほど前から発売しているが、日本のデジカメ文化は衰退傾向にある。それに一役買っているのはスマートフォンの普及だろう。スマホにはカメラがあり、デジカメは必要ない。写真だけが撮影できるガジェットにどんな存在定義があるのだろうか。
デジカメ本体と広角レンズ
外見は非常にレトロで広角レンズ付きである 4K対応のデジカメ
1080pのビデオ解像度と24MPの画像解像度を持ち合わせ、4K対応のフルHDで写真だけでなくビデオ撮影も可能だ
広角レンズもセット
スマートフォン以上に広い範囲の撮影が可能になる!
目玉は4.0インチの大画面タッチスクリーン
日本のデジカメのように不要なボタンが付いていない。写真の撮影やズームがタッチ操作で調整が可能だ。
本体重量は約300gとまずまずの重さである。
バッテリー
予備バッテリーが追加で1つ付属されていた。バッテリーとSDカードの挿入は側面から
左サイド
光学8倍ズーム対応による2400万画素の高精細画質での撮影が可能であり、このズーム機能と画素数を比較すると、価格帯としては割安である。
外部ストレージ利用可能でSDカードにより32GBまで増設が可能だ。ただしSDカードは別途で購入が可能。また、充電アダプターも付属していないので別途で5V/2Aのアダプターの購入が必要となる。
Wi-FiやBluetooth機能が搭載されていないので撮影したその場でスマートフォンからSNSに投稿が出来ないのが難点である。USBケーブルを使用してパソコンに接続し、それを更にスマホに転送するか、SDカードを使用してデジカメから直接スマホに移動させるしか手段がない。
こちらの製品はMADE IN CHINAなので日本と違い十字キーなどのボタンがなくタッチ操作で行えるので操作性が高く、スマートフォンのように操作できるだろう。しかし日本のデジタルカメラと比べると重さがあるので女性には不向きかもしれないが広角レンズを使った広範囲の撮影はこちらのデジカメに利があるだろう
しかしただ写真を撮るだけのガジェット。今後もデジタルカメラが生き残るためにはさらなる工夫を求めたいところである。iPhoneやアンドロイドがスマートフォンに旋風を巻き起こしたように、デジカメも今後、AR・VRにイノベーションを引き起こすような革新的なガジェットとなることは出来るのだろうか
撮影写真
広角レンズなし
・ズームなし ・光学8倍ズーム
広角レンズあり
・ズームなし ・光学8倍ズーム
格段に撮影範囲は広がった。
広角レンズあり
4Kだけあって鮮やかに写っている。
操作はタッチパネルを使用してでもボタンの操作でもどちらでも自由に撮影が可能であった。