Amazon Fire7タブレットとWinnovo TS7タブレットの戦い
激安タブレット「Winnovo TS7」
Winnovo(ウィノボ)とは
Winnovoは中国の広東省河源市に本社を置く家電メーカーであり、タブレットだけでなくスマートフォンやノートPCなども製造販売している家電メーカー。
こちらの製品はAmazonで購入可能であり、販売されているタブレットやPCはどれも低価格の製品となっている。ハイスペックというより日常で気軽に使用可能なものとなっているようだ。
日本では馴染みがないが、従業員500人、資本金約18億円というなかなかの零細企業のようだ。
今回はAmazon Fire7タブレットと比較してレビューしていきたいと思う。
「Winnovo TS7」とは
中国製ではあるがこちらの製品はGoogle Playに対応しており、Googleストアでアプリのダウンロードなどは可能だ。一方でFireタブレットはFire Osという独自のOSが使用されており、使い勝手や設定方法がアンドロイド端末と異なっている。
Android 10には特徴的な機能が沢山備わっており、
- ダークテーマ
スマホの電池持ちアップや目に優しいなど様々なメリットがある機能
- 集中モード「フォーカスモード」
集中を妨げるアプリを一時停止することが出来る機能
- プライバシー保護
プライバシーを保護するために様々な機能と動作変更を可能とする機能などがあり、こちらのタブレットではそれら機能を使用することが出来る。
※Fireタブレットはこれらの機能がない。
ディスプレイ
インチ数が同じなので大きな差はなかった。発色についてはFireタブレットの方が若干鮮やかに感じた。
マイクロSDスロット
TS7タブレットのSDポートはむき出し状態となっており直ぐに交換が可能である。
容量についてはFireタブレットが512GBまでに対応と圧勝した。
重量
スピーカー
スピーカーは背面についており、音質についてはTS7タブレットに軍配が上がった。
性能
肝心の性能についてだが、Amazon Fire同様に動作はもっさりしており、スクロール時の引っかかりが気になった。読書や動画用には良いがゲームなどには向かないだろう。
また、言語設定についてだが、言語の初期設定に日本語がないため、英語で進めシステムをアップデート後に設定画面から日本語の追加を行う必要がある。普段iphoneしか使っていない人にとって慣れない設定かもしれない。この点さえ乗り越えれば使用に問題はないと感じた。Fireタブレットも独自OSを使用しているのでその点が不安な人にはこちらの「Winnovo TS7タブレット」をおすすめしたい。
価格を比較すると TS7タブレットの方が数百円ほど安く、子供向けに少し丈夫なタブレットを上げたいといった人や、読書や動画視聴時に手にできるだけ負担をかけたくないという人に向いているタブレットのように感じた。
付属品
タブレット本体
充電器
USBケーブル
取扱説明書