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ポスト「スティーブジョブズ」に見習うべき思考 物理学の第一原理とは

イーロンマスクとは

 

 

皆さんはステーブジョブスをご存じだろうか。

          

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apple共同設立者の一人でiphoneipadipodなどを世に生み出した男だ。

彼はIT業界の偉人として扱われていることは間違いない

 

では次のステーブジョブスは誰かご存じだろうか。

 

次のステーブジョブスになる男は間違いなく「イーロンマスク」だ!(ビルゲイツにはエンジニアと認識されているため否定されているが

 彼は起業家・実業家・エンジニアとして知られており、数々のイノベーションを起こしている。

 

イーロンマスクの行っている事業

日本では知られないことが多いが、彼は以下の事業を行っている。

  • 自動車
  • 航空宇宙
  • 太陽光エネルギー
  • エネルギー貯蔵
  • 衛星
  • 高速地上輸送
  • ニューラルリンク(脳とインターネットを繋ぐ仕事)

 

多角的な事業を行っており、そんな彼が大切にする思考、考えがある。

それが物理学の第一原則だ。

 

第一原理

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 第一原理とは、他のものから推論することができない命題であり、アリストテレスが最初に提唱したとされる原理であり、イーロンマスクにとってはこの言葉は古い習慣を放棄し、 問題の根源を独立して思考することに当てはまるのである。

 

マスクの口ぐせは「物理学のレベルまで掘り下げろ」であり、部下は材料や素材の特性まで掘り下げて、なぜ要求に応えられないのか、なぜ問題を解決できないのか説明できなければならない。

 

「物理学のレベルまで掘り下げろ」  イーロンマスク

 

 お母さんがこう言ったから、隣のうちではこうなっている、大学教授がこう言っていた、えらい政治家がこう言っていたからこれが正解だと決めつけるのではなく、データや客観的な根拠を収集して判断・修正を行うことが必要です。

 

 イーロンマスクはペンシルベニア大学で物理学と経済学の学士号を取得し、科学者と働くかエンジニアとして働くか悩んていました。しかし、物理学が進歩するには、データが必要です。より多くのデータを取得する方法がない限り、進歩することはできません。

 

エンジニアリングとは、科学技術の応用によって物品を生産する技術や、それらを研究する学問の総称です。工学と訳されるエンジニアリングは、日本国内において理学分野も含む広い意味合いで使われることの多い概念となっています。

 

ガリレオは望遠鏡を設計し、試行錯誤して完成後に天体観測を行い様々なデータを集めました。これこそまさにエンジニアリングです。

 

イーロンマスクも同様にエンジニアリングがないとデータがないので、エンジニアとして働く方がいいと考えました。

 

ロケットビジネス

彼はビジネスにおいても同様にこの考え方を当てはめており、その例の1つがロケット開発事業であるSpace Xだ。

 

NASA

アメリカ合衆国政府内における宇宙開発に関わる計画を担当する連邦機関

                                 NASA「伝説のロゴ」はかくもクールだった | WIRED.jp

 世間一般の概念では、ロケット開発はコストが高く、安価にロケットを作った人は今まで誰もいないという事実がありました。しかし、歴史には地球は6000年前に誕生したと言った人々がいたり、地球が平らであると主張した人がいたりと世間一般で言われていることが必ずしも正しいとは限りません。

 

NASAはロケット1基を約1,000億円で開発していました。NASAのロケットは3段構造となっており、その各段を他業者に依頼(外注)しており、ほぼ言い値で契約しまっていたのだ。その結果、開発費用が莫大となっており、宇宙産業が進歩していない原因となっていることを分析して突き止めたのです。

 

イーロンマスクはそのような現状を分析し、ロケットの開発費を約7億円まで下げることに成功したのだ。

 

エンジニアリングの必要性

イーロンマスクは宇宙事業を始めようと思い、ロケットを購入するためにロシアへと向かったのだ。彼の予算内で購入可能なロケットはロシア製しかなかった。しかし、ロシアとの交渉はしてしまった。イーロンマスクでさえも宇宙事業開始時は最初は誰からも相手にされなかったのだ。しかし彼は諦めなかった。

 

航空宇宙産業や物理学、ロケット工学の専門書を何冊も読み、製造、組み立て、打ち上げに必要な材料コストを分析した。

 

そしてロシア企業やNASAよりもはるかに安価にロケットを造れるという結論に達したのだ。そう彼はロケットの価格破壊を行おうとした。

 

 

イーロン・マスク 未来を創る男

未来を創る男という本では「ラリーペイジが作った人工知能ロボットが人類を滅亡に追いやるのではないかということが不安で寝れないほど心配」と言っていたり、彼はアイディアが次から次へと生まれて、シャツのボタンを留めることが出来ないなどイーロンマスクを知ることが出来ます。

 

 

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