チリで発明された世界で1番エコなエコバッグ SoluBag
海を守るためにチリで発明された水に溶けるエコバッグ「SoluBag」
海にプラスチック袋が浮いているのを見たことがない人はいないのではないか。もうそんな光景を見ることがない世界があるとすれば何て素晴らしいのだろうか。
目次
このSoluBagと言われるエコバッグはそれを可能にするアイテムだ
普段コンビニで良く購入する飲料水の容器にはプラスチックが使用されている。
プラスチックゴミがどのような問題を起こしているのか
このプラスチックは日本のみならず海外において深刻なごみ問題となっている。人間が排出したプラスチックごみが海に流れ出し、微細なプラスチックゴミであるマイクロプラスチックとなり生態系に影響を与えているのだ。
日本のプラスチックのリサイクル率は24.8%であり、56.8%のプラスチックごみは燃やされ熱資源として利用されている現状がある。プラスチック資源の効率的な再利用を行うことが出来ておらず、地球温暖化対策のためにも迅速な対応が求められている。
つまり、日本ではプラスチックはほとんど再利用されておらず、燃やすことによりエネルギー資源としてリサイクルしていますと言っているのである。何か違う気がしないか。。
プラスチックの引き起こす問題点
海を漂うプラスチックは小さなマイクロプラスチックになり、それが魚やクジラの体内に蓄積され、海洋深層水から人間も取り入れてしまっているという問題である。マイクロプラスチックが発生するメカニズムは解明されていないが、人類がプラスチックにより海洋を汚染していることは明白ではないか。この問題はグローバルで対応するべきである。
プラスチックは生体にも環境にも問題を引き起こしてしまっているんです!
日本ではプラスチックの分別回収を推奨しており、実際にリサイクル率は84%と世界的には高いが、実際には焼却処分を行い新しいプラスチック生産には関与していない現状がある。
地球温暖化が進行しており、海が日本に迫ってきている。私たちは何か対策を行うべきだ。
プラスチックの再利用率を上げ、資源の持続可能な有効活用かエコなプラスチックの生産が必要ではないか!!!
チリでは商業分野でのプラスチック袋の使用を禁じる法律が公布されており、環境にやさしい水に溶けるエコバッグが開発された。
見かけは普通のプラスチック袋と一緒ですが、その主な原料は親水性が非常に強く、温水に可溶という特徴を持つPVAであり、温水に入れると5分ほどで溶けてしまいます。
エコバッグは薄く、軽い荷物の持ち運びは可能であるが、重いものの持ち運びには向いていないという印象を受けた。布製品のような触り心地であった。
人体に無害で、使われている他の材料もすべてが「食べられる」材料となっており、材料は炭素(C)からなる。
<説明動画>
従来のプラスチックは長くて500年間も環境にとどまる一方で、このSoluBagは5分程度で溶けてしまい、水分中には炭素しか残らない。とてもエコだ。
ゴミとして廃棄する必要もなく、捨てたいと思ったら温水をかければ溶けてしまう。溶ける温度は設定が可能だ。
この化学式は、あらゆるプラスチック材料を作ることが可能のため、食器やプラスチック容器、医療用の衣服などの製造の準備も進めているという。
子供が口に入れてしまっても溶けてしまうのでおもちゃを作る際の材料にも適しているだろう。
Solubagは現在中国で生産しているが、化学式を変更するだけで十分のため量産は既存のプラスチック工場で行うことができるとのことだ。
日本で普及していな原因としては生産コストが高く、工場設備も多少の変更が必要になる。生産に向けて進んではいるが日本での普及はまだ先になりそうだ。
みんなで海をきれいにしていこう!
購入はこちらのECサイトから
https://xfutureshopx.official.ec/
<参考>