Retronum Technologies

ガジェットとIT情報を発信

MENU

新しいサービスやビジネスを立ち上げる時に役に立つ「リーンスタートアップ」という方法

リーンスタートアップとは

コストをかけずに必要最低限の製品(MVP)・サービス・機能を持ったプロトタイプを短期間でつくり、顧客の反応を収集、顧客がより満足できる製品・サービスを開発していく手法のこと。

目次
 
Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)

Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)

 

 

この一連のフローである

f:id:xxUFOxx:20200806142930p:plain

リーンスタートアップで必要なフロー

・仮説 

・検証

・フィードバック(サービスやプロダクトの改善実行)

という作業フローを高速ループ化させ、いかに優れたプロダクトを作成するかが必要となります。

 

MVP(必要最低限の機能)

新しいサービスやプロダクトを開発するにあたって仮説を立てる必要があります。
そしてその仮説を検証する必要があります。検証や調査せずにサービスやプロダクトを開発してしまうというのは時間やコストの無駄となってしまいます。
 
例えば、
このサービスはユーザーに受け入れられるか、対象となるユーザーは誰なのか、
市場は不確定要素に満ち溢れています。その中から対象となるユーザーを見極めて、ターゲットに向けて製品を開発し提供していく必要があります。

 

・思い込みではなく、機能するビジネスモデル、儲かる仕組みにするためには、限られた予算内で何度も繰り返し検証していくことが重要であり、「Fail Fast、Fail Cheap、Fail Smart」

・検証は、顧客と話をしてニーズを確認し、そのニーズに対する解決策となっているかを確認すること。

リーンスタートアップの基本は、「ユーザから学びを得て修正する」というサイクルである。
・アイディア(仮説)を検証するための必要最小限の製品(プロトタイプ)をつくる必要がある。
・この「検証に必要な最低限の機能を持った製品」がMVP(Minimum Viable Product)である。

 

メリット

・アイディアの検証から製品へのフィードバック作成をスムーズに行える。

・必要最低限のコスト(開発費・人件費)でサービスの提供が可能である。

 

デメリット

・仮説の優先順位を決定する必要がある。 

・調査ターゲットの見極めが必要となり、調査対象によっては全く変わったサービスや製品となってしまう。

・果たしてイノベーションを起こせるようなプロダクトや製品の開発が出来るのか疑問が残る。

 

 

車という存在を人々が知らない時代に、人々に「移動にはどのような物が良いか」と聞くと「足の速い馬」「大きな馬車」と言った回答しかないでしょう。

そのような調査を反映して作るとすれば馬車部分を軽量化したり、足の速い馬同士を掛け合わせて速く走れる馬を作るなど馬や馬車をどうにかしようという話にしかなりません。それでも車が生産されるようになったということは、イノベーションと人間の想像力が合わさったことによるのではないでしょうか。想像する、クリエイティブな思考を忘れてはいけません。

 

 

商品紹介のご依頼や各種問い合わせ

お問い合わせ