メイドインジャパンクオリティ M-SOUNDS MS-TW21 レビュー
本日紹介するのはM-SOUNDSのワイヤレスイヤホン!
M-SOUNDSとはMはMirai(ミライ)を表し新しいミライのミュージックライフを提供するオーディオ機器ブランド。「音楽をより快適に、より身近に」をコンセプトとし、音だけでなく使い勝手の部分にもこだわった製品を提供します。
とのことだ。本社を大阪に置く株式会社エム・エス・シーという総合商社が独自に開発し販売ライセンスを持つブランドのようだ。日本のオーディオブランドとのことだが、製造などは中国で行っている。平成29年7月(2017.7)よりMS-TW1シリーズを発売し始めており、ブランドとしては歴史が浅く、まだまだこれからといったところで発売しているワイヤレスイヤホンも4種類しかない。
MS-TW21は本ブランドの価格と性能を重視したエントリーモデルとなっており、価格帯としては中間よりやや上で、カラーは、ネイビー、シャンパンゴールド、ピンクゴールド、ブラックシルバーの4種類ある。
今回はネイビーカラーについて紹介していきたい。
1.とにかくコンパクトで軽量
本体は約4gと非常に軽い。ケースも軽量。全てが軽量化されているのだ。
2.急速充電対応
15分の充電で2時間の使用が可能に
3.TWS plus対応により
近年トレンドとなっている技術だ。Qualcomm独自チップを搭載しており、音ズレの減少、音途切れの減少、消費電力の減少、片側のみの使用が可能だ。
商品レビュー
久しぶりに日本のワイヤレスイヤホンを開封したからか梱包といい、製品パーツが個別の袋に入れられている、クイックスタートガイドやリファレンスガイドなど取扱説明書が充実しており、メイドインジャパンの商品であるということを再認識させられた。
カラーはマッドな質感というよりラメの入っているような光沢感のカラーとなっており女性受けは良いかもしれない。
M-SOUNDSのワイヤレスイヤホン全般に言えることだが、日本ブランドということでシンプルかつコンパクト性を追求したワイヤレスイヤホンとなっているという印象を受けた。デザイン性やカラーからしてピアスやイヤリングをしている女性向けではないだろうか。
こちらの製品についても同様でとにかくシンプルでコンパクト。デザイン性の評価はそれだけに限る。何の飾りもなく、本体は4gと軽量化を徹底している。
片耳4gの軽量設計である点を考えてもやはり女性向け、そして装着してもBoseのワイヤレスイヤホンのように耳から出っ張らない非常にコンパクトな作りとなっている。
連続使用時間は約9.5時間と価格帯としては十分である。
肝心の音だが、高音域は非常にクリアで文句はない。音の迫力を重視するというよりクリアさや緻密さ、日本のワイヤレスイヤホンらしい日本人向けのお行儀の良いイヤホンというところだ。Boseと言うよりSONYに近く、メタルサウンドよりJ-popに合っているイヤホンだ!
低音域は物足りないという印象を受けた。 Amazon専門サイトのレビューにも記載があるようにアニソンの曲を聞くのに向いているワイヤレスイヤホンだろう。
気になったのが操作性。ボタン式の操作が可能なのだが、少し強めに本体がカチっというまでボタンを押さなければ反応しない。少し触れただけで直ぐに反応という訳ではないのだ。またボタンを押すと「ピコン」という音がなり、この音は必要なのかという疑問が生じる。無音でも良かったのではないか。
金属部分をマウスのようにクリックする必要がある
接続性だが、1度接続設定してしまえば次からは数秒でスマホと接続されたが、30分の視聴中に2回ほど途切れた。接続性に関しては一般的。
日本のオーディオ機器ブランドに言えることだが、ハードウェアを重視するあまりにソフトウェアが足りていないという印象を受けた。国外のオーディオ機器メーカーでは専用のアプリなどでイコライザーを使用して好みの音に変えたり、タッチ操作を変更したりとアプリ面からも機能の充実をはかっている。日本のメーカーにはそのような考えはないのか。なぜハード面ばかり気にするのだろうか。。
これら分析からしてこちらの商品は
軽量、小型、防水性であり働く女性がジムで使用したり、通勤途中で使用したりとゴツイ男性向けというより都会のキャリアウーマンやミニマリスト向けの商品だ。
Type-C対応
付属品
付属品ワイヤレスイヤホン本体及び充電ケース充電用USB(TypeC-TypeA)ケーブル
抗菌イヤーピース ハーフタイプ( S / M / L )
抗菌イヤーピース ドームタイプ( S / M / L )クイックスタートガイドリファレンスガイド
イヤーピースに高い抗菌力と安全性を併せ持ったAg+抗菌剤から作成されており、
遮音性が高くフィット感に優れた「ドームタイプ」
音が籠りにくく聴き疲れしにくい「ハーフタイプ」の2種類が付属しており、通常のイヤーピースより硬い。
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